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運転免許証OCR

運転免許証OCR

運転免許証OCRは、自動車運転免許証に記載されている情報を、AIを活用したOCR処理によってテキストデータ化するサービスです。運転免許証を取得可能な16歳以上の日本人口(約8,210万人)のうち、約75%(約6,157万人)ほどの国民が免許証を保有しております。また顔写真付きの書類でないと本人確認書類として認められないサービスも多く、本人確認書類として高い割合で運転免許証は使用されています。
従来、金融機関でのクレジットカードやキャッシュカードの発行、各種サービス業の受付時に行われる本人確認手続きは、運転免許証などの顔写真付きの本人確認書類をデータ入力することで行われていました。
また、平成19年3月に成立・公布された犯罪収益移転防止法(以降、犯収法と記載)により、本人確認、疑わしい取引の届出などが義務付けられました。犯収法は成立以降、幾度の改正により厳格化されており、今後ますます本人確認時の確認項目が増えることが予想されます。
本人確認業務の効率化を目指す企業様は、本サービスをご利用いただくことで、法要件を満たしたうえで煩わしいデータ入力作業を自動化することができ、お客様には書類記入など面倒な作業をさせる必要なく、スピーディーで快適なサービスを提供することが可能になります。
我々は、本人確認における法要件を満たしたうえで、導入企業様、サービス利用者様双方の作業効率化を同時に叶えることが求められると考えており、運転免許証OCRはそれらを実現するために開発されております。

データクレンジング機能
自動マスキング機能
真贋判定機能
データクレンジング機能

一般的なOCR処理では、読取精度を100%にすることは不可能とされています。癖のある手書き文字や網掛け文字を別の文字としてシステムが認識し抽出してしまうことがあるためです。特に、運転免許証の裏面の備考欄には、住居変更があった際の変更後住所が記載されることが多くありますが、その多くは手書きによるものです。読取ができなかった書類は、運用担当者様が修正作業を行い、正しい表記に修正してから基幹システムに連携することが必要になるため、誤記の発見から修正までに多くの業務負荷がかかります。しかし、弊社のOCR処理では、創業以来知見が蓄積されてきたデータクレンジング技術を活用した独自のAIシステムが搭載されており、システムによって誤記を自動で正しい表記に修正することが可能なため、100%に近い数値で本人確認情報を取得することが可能です。そのため、運用担当者様が手作業でデータ入力しなおす必要があった書類の件数を大幅に削減し、業務負荷軽減を実現いたします。

自動マスキング機能

企業はサービス利用者の本人確認をする際に、「機微情報」に指定されている個人情報を取得してはいけないため、本人確認書類を送付してもらう際には、企業、利用者いずれかが機微情報をマスキングする必要がありました。
弊社のOCR処理では、そういった機微情報をシステムによって自動でマスキングすることが可能なため、導入企業様、利用者様の負担を軽減することが可能です。
運転免許証では裏面の「臓器提供意思表示欄」が機微情報に指定されています。

真贋判定機能

真贋判定機能は、運転免許証が正しいものか、偽造されたものかを判定する機能です。 チェックディジットや有効期限はもちろん、人間の目で見ても発見することが難しい確認ポイントから偽造判定をシステムで実施いたします。対面での本人確認時に有効なことはもちろん、昨今はオンラインでの本人確認(eKYC)の機会が増え、なりすましの被害が比例して増加していますが、そういった被害を防ぐために開発された機能です。

下記のようなシーンの中で、従来お客様に情報入力や書類記入をしていただく必要があった情報を、運転免許証をOCRするだけで瞬時に取得、データ化いたします。

クレジットカード業界

サービスカウンターでの書類記入作業自動化

保険・証券・通信業界

訪問営業時の書類記入作業自動化

ホテル・旅館業界

チェックイン時の記帳作業自動化

手書きテキスト化サービス

手書きテキスト化サービス

手書きテキスト化サービスは、専用のペンタブレットに記載した手書き文字を、リアルタイムでデータ化することのできるサービスです。本サービスと運転免許証OCRを合わせてお使いいただくことで、運転免許証だけでは足りなかった情報までデータ化することが可能になり、受付・訪問営業におけるデータ入力の完全自動化が実現いたします。

運転免許証OCRについてのお問い合わせは下記よりお願いいたします。
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弊社ではデータクレンジング技術基盤を活用したOCR処理を活用することで、多くのソリューションを提供しております。