健康保険証OCR

健康保険証OCR

健康保険証OCRは、健康保険証に記載されている情報を、AIを活用したOCR処理によってテキストデータ化し、レセプトコンピュータ※に自動連携するサービスです。そのため、データ入力担当者様の業務負荷軽減と入力ミス削減を実現し、医療現場のDXを推進することが可能です。従来は、レセプトコンピュータへの患者情報の登録は、担当者様による手入力でのデータ入力によって行われていました。患者情報とは具体的に、「保険者番号」「記号番号」「事業所名称」「事業所所在地」「取得日」「有効期限」「氏名」「性別」など多くの項目があります。それらを登録する際に、一文字でも入力ミスがあった場合請求審査が通らないため、多大な作業負荷とヒューマン・リスクを抱えていました。それらの課題を解決するために、健康保険証OCRは開発されました。
また、2018年の犯罪収益移転防止法改正により、オンラインで本人確認を完結するeKYCが可能になってから、本人確認書類として健康保険証が利用されるケースが増えました。本サービスは、本人確認書類として健康保険証を使用する場合の条件を規定している「告知要求制限」をクリアしているため、本人確認書類として健康保険証の追加を考えている企業様からもお問い合わせをいただいております。

※レセプトコンピュータ・・・診療報酬明細書(請求書)を作成するための会計システム

データクレンジング機能
自動マスキング機能
データ自動連携機能
データクレンジング機能

健康保険証は、多種多様なレイアウトによる項目の表記ゆれや読取位置の違い、印字のズレが読取精度における大きな課題になっています。読取ができなかった書類は、運用担当者様が修正作業を行い、正しい表記に修正してから基幹システムに連携することが必要になるため、誤記の発見から修正までに多くの業務負荷がかかります。しかし、弊社のOCR処理では、創業以来知見が蓄積されてきたデータクレンジング技術を活用した独自のAIシステムが搭載されており、システムによって誤記を自動で正しい表記に修正し、フォーマットの異なる書類間の表記ゆれも統一いたします。そのため、運用担当者様が手作業でデータ入力しなおす必要があった書類の件数を大幅に削減し、業務負荷軽減を実現いたします。

非定型書類読取

2020年に告知要求制限の規定に伴い、保険証による本人確認を行う場合、機微情報をマスキングしてから受領、保管しなくてはならないことになりました。弊社の健康保険証OCRは、自動マスキング機能を有しており、告知要求制限に規定されている機微情報を、システムによって自動でマスキングいたします。そのため、導入企業様、利用者様に負担をかけることなく、本人確認に健康保険証をお使いいただくことが可能です。

データ自動連携機能

データ自動連携機能は、OCRで読み取った情報をレセプトコンピュータに自動連携する機能です。そのため、医療事務担当者様はストレスの多いデータ入力業務が軽減され、満足度の高い顧客対応などクリエイティブな業務に時間を費やすことが可能になります。

STEP.1
保険証受領

導入前

手作業によるマスキング

手作業によるマスキング

システムによるマスキング

システムによるマスキング

STEP.2
入力作業

導入前

手作業によるデータ入力

手作業によるデータ入力

OCR取得データを自動入力

OCR取得データを自動入力

STEP.3
登録作業

導入前

レセプトコンピュータに手作業で登録

レセプトコンピュータに手作業で登録

OCR取得データを自動連携

OCR取得データを自動連携

STEP.4
確認作業

導入前

人によるダブルチェック

人によるダブルチェック

人によるダブルチェック
※データクレンジングにより件数小

人によるダブルチェック
対応書類

AI活用型OCRサービスのため、学習用サンプルをいただければ、どんな保険証でも読取可能です。

健康保険証OCRについてのお問い合わせは下記よりお願いいたします。
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弊社ではデータクレンジング技術基盤を活用したOCR処理を活用することで、多くのソリューションを提供しております。